ぼくがニートになるまでの話

過去を振り返って行きます

空飛ぶスパゲッティモンスター教の面白さを語りたい!!!

スパモン教が大好き!!

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki

今回は僕の大好きな空飛ぶスパゲッティモンスター教について書きます!

なぜこんな馬鹿げた宗教ができたのか、誕生した理由がほんとに面白くてかっこいいんです!!!

 

目次

 

ふざけてなどいない。これは実在する宗教だ。

引用元:https://www.rt.com/usa/339519-judge-flying-spaghetti-god/

画像だけ見ると、ただのコラ画像ですね(笑)

しかしながら、空飛ぶスパゲッティモンスター教は、ニュージーランド、オランダ、中華民国で宗教として認可されている、れっきとした宗教団体です。

引用元:私はパスタファリアン

ドイツではスパモン教教会が建てられています。

 

スパモン教の教え

宗教と言えば、イスラム教だと豚を食べてはいけないだとか、ヒンドゥー教だと左手でご飯を食べちゃいけないなんて言う教えがありますよね。

空飛ぶスパゲッティモンスター教の主な教えがこちら!

 

  • 祈るとき「アーメン」の代わりに「ラーメン」という

引用元:私はパスタファリアン
  • ヌードルはスパゲッティモンスターの触手を象徴する聖なる食べ物である。
  • 宇宙は空飛ぶスパゲッティ・モンスターによって創造された。
  • 最初に創造したものは、山、木々、こびと一人だった。
  • 古代の人の身長が低いのはスパゲッティ・モンスターの触手によって頭を押さえられていたからであり、現代人の背が高いのは人口増加によりスパゲッティ・モンスターの触手の数が足りなくなったからである。
  • 信者は海賊の衣装を着る。スパゲッティ・モンスター教の教義では海賊は「(スパゲッティ・モンスターに)選ばれし民」で「人類の祖先」であり、教義の中で重要な位置を占めている。
  • 男性の乳首は痕跡器官ではなく、海賊が気温や風向きを測る簡易気象台の役割に必要だったから存在する。
  • 天国にはストリッパー工場とビール火山が約束されている。また、女性やゲイの信者のための男性ストリッパーも存在している。
  • 地獄はビールの炭酸が抜けていてストリッパーが性病持ちであるという点以外天国と同じである。この地獄はラスベガスと同じであると創始者は述べている。
  • 創造主であるスパゲッティ・モンスターが実は存在しないという明確な科学的証拠さえ提示されるのであれば、スパゲッティ・モンスターが実際には存在せずスパゲッティ・モンスター教の教えが誤っているということさえも否定しない。
  • 教祖や教団にお布施をする代わりに、そのお金は「貧困をなくす」、「病気を治す」、「平和に生きて、燃えるように愛して、電話の通話料を下げる」ことに使う。
  • 信者は「善なるもの全てを支持し、善ならざるもの全てに反対」する。

もうふざけているようにしか見えませんよね。

「ラーメン」と祈ったりスパゲッティモンスターが頭押さえつけてたり、天国にストリッパー工場があるだとか。

しかし後半に書いた教えに関しては、私たちが想像する宗教とは良い意味で違うような気がします。

 

創始者は物理学者!?

創始者のホビー・ヘンダーソンさんは、もともとオレゴン州立大学で物理学を学んでいる人でした。なぜ物理に精通していた人がこんなおかしな宗教を作ったのか、それには不思議なドラマがありました。

スパゲッティモンスター誕生話

時は2005年アメリカのカンザス州にて学校教育に懸念の声が上がりました。それは、、

 

なぜ子供達に進化論だけ教えるんだ!!というものでした。

というのもアメリカのほとんどはキリスト教徒であり、進化論は、神が人を想像したというキリスト教の考えとは真反対の物だったからです。

そのため、進化論を教えるのと同様にインテリジェントデザイン説(知性ある何かによって世界は設計された、という考え方)を教えなければいけないといった意見が多く、教育委員会でもインテリジェントデザイン説を子供達に学ばせる方向に行きつつありました。しかし、オレゴン州立大学物理学科卒業生のボビー・ヘンダーソンこれに抗議するため、公開質問状を提出します。

 

スパゲッティモンスターを否定できるのならやってみろ

ボビー・ヘンダーソンの主張は、ただインテリジェントデザイン説を否定する物ではなく、インテリジェントデザイン説を認めるのならば「空飛ぶスパゲッティ・モンスター」も認めるべきだという主張でした。

私は国中の、そしていつかは世界中の科学の時間にこの3つの理論がどれも等しく教えられるのを楽しみにできると思います。3分の1はインテリジェントデザインのため、3分の1はスパゲッティモンスター教のため、3分の1は圧倒的な量の観察可能な証拠に基づく論理的推論のため。

裏を返せば、インテリジェントデザイン説を認めると言うことは、こんな馬鹿げたスパゲッティモンスターを信仰しているのと大して変わりない。という皮肉めいた物でした。

 

つまり表向きは宗教団体、裏ではインテリジェントデザイン教育化に対する抗議団体という訳です。

 

スパゲッティモンスター教の教義である、

創造主であるスパゲッティ・モンスターが実は存在しないという明確な科学的証拠さえ提示されるのであれば、スパゲッティ・モンスターが実際には存在せずスパゲッティ・モンスター教の教えが誤っているということさえも否定しない。

というのがそれを物語っています。

 

まとめ

  • スパゲッティモンスターは認められている
  • 創設者は物理学をしていた人
  • 表向きは宗教、裏では皮肉めいた抗議団体

どうだったでしょうか

僕は一見ふざけているようで、実は大真面目というギャップに心を打たれてしまいました。アマゾンプライムでスパゲッティモンスター教に関するドキュメンタリー映画があるので気になったら見てみてください。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0892SDL7R/ref=atv_hm_hom_c_TEdR0r_2_1

 

グッズがほしい、、