ぼくがニートになるまでの話

過去を振り返って行きます

本当に面白い物語は「体験」になる

ほとんどの作品は「消費」されている

YouTube、テレビ、アニメ、漫画

私たちは、日々、数々のエンターテイメントに触れていますが

たまに、どうして見ているんだろう

なんて思ってしまうことがあります

 

あくまで目的は「暇つぶし」

その場限りの娯楽であって

見終わった後に、何かが残るわけでもなく

時間つぶしの道具として

ただコンテンツを消費している様に感じるのです

 

心の底から面白いと思った作品は「体験」に変わる

あなたが心の底から面白いと思う作品を思い出してみてください

これより面白い作品あるわけない!ってぐらいのとびっきりの奴を

 

その作品を思い出したとき、物語を思い出すより先に

自分がそれを見たときの体験を思い出しませんか?

 

あのシーンでめちゃめちゃ泣いただとか

あのシーンで心を打たれただとか

あのシーンで放心状態になっただとか

 

本当に面白い作品は、私たちに「体験」をもたらすように感じるのです

 

その「体験」というのも種類は様々で

決して良い体験だけではなく

火垂るの墓

進撃の巨人

おやすみプンプン

メイドインアビス

などに見られる

心を破壊される様な感覚に陥る物もあります

 

私は初めて火垂るの墓を見たとき

苦しすぎて何も考えられなくなり

放心状態に陥ってました

 

そんな現実の枠を超えて

直に「体験」を与えてくれる作品こそ

価値のある作品だと思うのです

 

面白い作品と楽しい作品

しかし、コンテンツを消費することが悪だとは思いません

確かにその作品が面白いことは確かだし

何度も同じ番組を見ていると

実家のような安心感を覚えます

 

それとは反対に「体験」をくれる作品は

正直、疲れます

 

確かに見ていて楽しさがあるけれど

涙腺を刺激したり

考えさせられたり

価値観を変えられたり

心を破壊されたり

言語化できない気持ちになったり

 

楽しいが故に

それ相応に疲れるのです

 

漫画や映画、アニメなどの作品を鑑賞する際に

安心を求めてるのか、刺激を求めてるのか考えてみてください

 

あなたのエンタメライフの

ちょっとした指針になればいいなと思います